毎日暑い日が続きますね。最近は温暖化の影響もあり、年々暑さが増しているような気がします。世界中の各地で熱波が発生したり、山火事、記録的な大雨が発生したりと、地球環境が少しずつ崩れています。日本でも40度近く気温が上がり、危険な暑さです。この環境を改善していく為に、温室効果ガスの削減等の取り組みがなされています。温室効果ガスが発生する原因は、ガソリン車の使用や、電気の使用等で発生します。特に夏はエアコンを使用しますから、エアコンを使用する事によって二酸化炭素が発生します。エアコンの設定温度や使用時間を工夫して、省エネする事で二酸化炭素の排出量を減らす事ができます。ただ省エネにも限界があります。そこで少しでも省エネの手助けをする事が可能な方法があります。それは樹木です。樹木の葉が持つ力を利用する事です。
樹木の葉が持つ力とは何でしょう?皆さまも経験があると思いますが、暑い日に木の木陰に行くとなんだか涼しいですよね。樹木の葉は二酸化炭素を吸収し、根から水分を吸収して光合成を行います。その結果、葉から水蒸気と酸素を放出します。水蒸気が放出される時に気化熱を奪います。水分が蒸発する時に熱を奪い涼しいのです。打ち水と同じ原理ですね。また樹木の葉により直射日光を遮る事もできます。この原理で体感温度が低く感じられます。樹木はいわば自然のエアコンです。この樹木を家の窓際付近に植える事で、直射日光の遮断と涼しさを得る事ができます。エアコンの温度や使用時間を調節して省エネに結び付き、暑い夏も快適に過ごせます。
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